14 Deep Learning 計算グラフ

「馬鹿よ貴方は」のネタで、算数の問題がある。
例えば、以下のようである。

問 太郎君はスーパーでリンゴを2個、みかんを3個買いました。リンゴは1個100円、みかんは1個150円です。消費税が10%かかるものとして、支払う金額を求めなさい。

この問は「金額の数値」を問うているが、何故問うているかは不明である。
たとえば、教室で算数の時間で先生が問いを発しているならわかる。生徒に計算能力をつけるため、国の施策に従い、給料をえるために発している問いである。

しかし、「馬鹿よ貴方は」のファラオさんが、いきなりこの問いを発すると途端に訳が分からなくなる。
太郎君は何歳なのか? スーパーでフルーツだけ買って帰ることがあるのか? 金額を求めなさいと言われているのは、おそらくレジの人であろう。
レジの人はバーコードを打つだけだろうし、手計算や暗算などはしないだろう。ではレジのコンピュータに向かってレジの人が求めなさいといっているのか?
音声認識システムのレジをわざわざ作る必要はまったくないので、このレジの人は独語癖があると考えられる。しかもなぜレジの人は、太郎君だと名前を知っているのか?
そもそも日本円で消費税が10%とは未来の話をしているのか?などと、掘り下げるといくらでもできるが、問い自体に意味はない。
これが人生に意味がないというハイデガーやニーチェのニヒリズムや仏教の空と同一であるとするのはいささか強引に思われるかもしれないが、ほとんど同義だと私は考える。

誤差伝播法で使用する計算グラフで問いを解くと下図のようになる。

分かりやすい問題を難しくすることは、このように容易であるが、問題を簡潔にするのは難しい。

今回は簡単なグラフの説明なので、余談が多めであった。